“物価高騰”で車のコーティングも値上げ 長崎のガソリンスタンドでは

物価高騰は車を生活の足として使う人にも影響を与えています。

長崎市恵美須町のガソリンスタンドでは、9月1日から車のコーティング代金を値上げしました。

値上げ幅は1回当たり1千円から5千円です。

光洋石油 恵美須町SS　店長 「単品単品の仕入れ価格が上がっておりまして、ひとつの溶剤で見ると数百円なんですが、1台仕上げるにあたって溶剤6品目使ったりするので、トータルコストが上がってしまったというのが主な原因となります」

溶剤の価格は、原料費の高騰や輸入コストの上昇などの影響で4月に上がりました。

コーティング代を約5カ月据え置いたものの、さすがに値上げせざるを得ず、消費増税を除けば、ここ10年で初の値上げです。

10月8日からは県内の最低賃金が853円に引き上げられ人件費も増えるため、店側は「今後しばらくは内部吸収で乗り切る」と苦しい表情を浮かべています。

https://www.fnn.jp/articles/-/414565